男性が脱毛する場合、体毛を完全に無くしたくはないけど薄くしたいと思う部位はあると思います。完全にツルツルだと違和感を覚える人もいますし、逆に他人からの目が気になってしまう人もいるでしょう。
そこで、毛を薄くするために脱毛クリニック・サロンに行こうと思っている人も多いのではないでしょうか?
実はこの「毛を薄くできる」と宣伝されていますが、その内容について誤解したまま脱毛を始めて失敗した人も多いのではと思っています。
僕もこのパターンで足脱毛を軽く失敗してしまいました…
そこで、これから脱毛を始める人に誤解したまま脱毛を始めるべきではないとお伝えしたく、「毛が薄くならない事」についてまとめさせていただきました。
毛を薄くする事は不可能である
クリニックやサロンなど、どの脱毛方法でも1本1本の毛の濃さを薄くする事は不可能です。
一度濃く成長してしまった毛を産毛のような薄い毛に戻せると考える人も多いと思いますが、残念ながらできません。
骨や体といった成長と同じで、成長してしまった毛を退行させるのは非常に難しいのです。
もし毛の1本1本を薄くしたいなら、毛染めや脱色クリームを利用するしかないのが現状です。手間はかかりますが、男性目線では一番自然な仕上がりを見せるとは思います。
※似たような商品に「除毛クリーム」というモノがありますが、毛を溶かして拭き取る商品で、薄くする事はできないので注意してください。
脱色クリームを試した事が無いのでなんとも言えませんが、参考動画を掲載しておくのでよろしければみてください。
現状を知っていただいた所で気になるのが、クリニックやサロンで「毛を薄くできる」と言っているのは嘘だったのか?という事ですよね。
実は完全に嘘というワケではありません。
脱毛したら毛量が減るので薄いように見えるだけ
医療レーザー脱毛などの永久脱毛をすると、毛量を少なくする事が可能です。
1本1本の毛が濃かった場合でも、毛の総量が少なくれば、遠方から見たときは薄くなっているように見えるのは想像できるかと思います。
このように、毛の量が減ると薄く見えるという理屈で「毛を薄くする事ができますよ!」と宣伝しているというワケです。
「結果的に毛が薄く見えるならいいじゃないか?」
そう思ってしまうと、少し誤解が生じてしまいます。
例えば、脱毛する部分にもよりますが、永久脱毛で減毛したら濃い毛がまばらに生えた状態になるのでかなり違和感が残ります。
上の写真は54年前に足脱毛した、現在の僕のすねになります。
確かに脱毛して毛は少なったのですが、まばらに濃い毛が残ってしまってるのがわかるでしょう。
このような場所は脱毛による毛量のコントロールが難しいのです。
遠くから見ると「毛が薄くて綺麗な足」に見られますが、近くで見ると「まばらに毛が生えていて変な足」としても見られるんですよね…
毛が濃かった状態により心は軽くなりましたが、もっと綺麗に仕上げれていたら良かった。と思ったのも事実です。
ここまでを読むと、
「薄くしたいなら永久脱毛は向いていない」と思いますよね。
でも、脱毛部位、脱毛する回数や周期によって薄くすることができるのです。
永久脱毛で毛を薄くしやすい場所
永久脱毛でも毛量が多い部位なら薄くしやすいです。そういった場所は、仮に脱毛で50%毛が減ってもある程度の密度で生えてきてくれからです。
具体的な場所で言うと、
- ヒゲ
- 脇
- VIO
などが該当します。
ちょっと僕のワキの写真をお見せしましょう。(見たい人だけクリックしてください)
実はこの脇毛ですが、かつて医療脱毛した脇毛になんです。
回数は抑えめに3回だけ施術たら写真のようになりました。元々はこの写真の3倍くらいの毛量があったと感じましたが本当に薄くなったように感じます。
脇毛のように、毛量が多い部分で仕上がりも毛を残したい時は、レーザー脱毛で簡単に薄く見せる事ができると言って良いでしょう。
また、人気No1のヒゲも薄くするのに適した部分になります。
ヒゲ脱毛でツルツルになるのは平均15回程度と表記されることが多いですが、それよりも少ない回数で終了すれば全体的に薄くする事は比較的簡単です。
例えば、6回で終了してしまうとかですね。
注意点としては、6回で終了して物足りないと感じて期間を空けて照射を再開したい場合、キッチリした間隔で照射してる人に比べて脱毛の効率が下がってしまします。
しかし、完全にツルツルになるのは嫌だけど、減毛はしたいって人は、ちょっとコストや時間をかかりますが良い選択だと思います。
永久脱毛で毛を薄くしにくい場所|回数・周期をコントロールする
逆に毛量が少ない部分は永久脱毛で毛を薄くすることが難しいです。
注意して欲しいのが、毛量は少ないけど毛が濃い場所は不向きであるという点。濃い毛があるとパッと見て毛量が多いように感じますが、意外にそうではありません。
例えば、『足』です。
僕の足脱毛の時でもそうでしたが、足の毛が毛量が少ないとか微塵も思ってなかったし、僕の足の毛だったら毛量は多いと勝手に思い込んでいました。
結果、現在のようにまばらになってしまっています。
そこで、このような場所で薄く脱毛したいなら、
- 回数を抑えて、周期を長くして永久脱毛する
- 脱毛サロンに通う
この2パターンのどちらかかと思います。
例えば、永久脱毛でも3回で照射周期を空ければ、1回あたりの効果が小さくなるので、毛が無くなりすぎて後悔する確率は低くなるでしょう。
また、脱毛サロンに通うという手段もあります。
脱毛サロンはクリニックに比べて、効果が低く脱毛効率が悪いですが、絶対に失敗せずに徐々に薄くしていきたい慎重なタイプの人にはおすすめです。
回数が必要ですが、1回あたりの値段はクリニックより断然安いので、トータルコストは変わらないと言われているので検討すると良いでしょう。
安い脱毛サロンの例⇨ RINX(リンクス )
ちなみに、僕の足脱毛は『医療脱毛で5回』した結果です。
もし過去に戻れるとしたら、まず湘南美容外科の3回プランにするかな。脱毛サロンでも良い気がしますが、性格的にこまめに通えるタイプではないので(笑)
「毛が薄くなる」の意味を理解して脱毛しよう
以上から、永久脱毛では実際に毛の一本一本は薄くなっているワケではなく、薄く見えるだけであることを覚えておいてください。
確かに毛量が少なくなることで薄くなりますが、脱毛部位によって効果や見た目が大きく異なってきます。
自分の毛量・毛質を見極めながら脱毛を検討してみましょう。
とは言っても、調整に必要な回数は個人によって違いますよね。どうしたら良いか不安な人は脱毛クリニックやサロンの無料カウンセリングをうまく使って自分のベストを探すのが良いと思います。